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スタイルについて
スーツの細部のデザインスタイルには、
たくさんのバリエーションがあり、
それぞれ意味や歴史が込められています。
ここでは、そのほんの一例をご紹介。
デザインスタイルによってはオプション料金となります。
5. べント
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1. フラワーホール
もともとは衿を立てた形の
ジャケットが主流だった頃の
ボタンホールの名残を残したディテール。
そののちに花を挿して襟元を
飾ったことからフラワーホール
と呼ばれています。
ラペルにステッチが入ると衿がフラットになり、カジュアルな印象になります。
ステッチを入れないとふっくらとして
フォーマルな印象になります。
ベントとは馬乗りを意味し
始まりは英国貴族が
乗馬がしやすいようにと
作られたスリットです。
もっともポピュラーな
センターベント、
ベント止まりが鍵型になった
フックベントのほか、
写真のように両サイドに入った
サイドベントもあります。
2. ステッチ
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1
スーツは、始まりは労働者のための服として作られ、労働しやすいように袖口は
まくれるようになっていました。
のちに貴族の服装になってから
袖口のボタンは飾りになり、
さらに時代を経てまた、
本開きであることが
上等とされるようになりました。
デザインの価値や意味もこの様に
幾重にも変遷を重ねてきたのです。
ポケットのスタイルによっても
スーツの印象は変化します。
イラストのような右側に
二つあるポケットは
チェンジポケットといい、
ももともとは、英国紳士が
チップをスマートに出せる
ようにと作られました。
また、下の写真のような
アウトポケットタイプは、
カジュアルな印象の
ジャケットになります。
4. 袖口本開き仕様
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3. ポケット
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